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【ギラサポ活動記】遂に掴んだ昇格への王手(小倉駅PV)


こんにちは、 柴住です。

 

「ギラサポ活動記」 17回目は11月17日に開催されたJ3リーグ第31節、 ザスパクサツ群馬戦に合わせて小倉駅JAM広場で開催されたパブリックビューイング(PV)について振り返りたいと思います。

 

今回の対戦相手、 ザスパクサツ群馬は3位。

北九州はこの試合に勝てば昇格への王手。

群馬も昇格のためには負けられない試合。

 

昇格を争う最大のライバル同士の対決となるこの一戦。

小倉駅JAM広場のPV会場には、 試合開始前から多くの人が集まり熱気が漂っていました。

会場に到着し、 受け取った配布チラシに書かれていたのは、

「いざJ2へ! 昇格最終章」 のキャッチコピー。

 

思い返せば今季開幕時のキャッチコピーは 「ゼロスタート!」 でした。

昨年のJ3最下位からの、 文字通りゼロからの出発。

 

それが今やJ3首位での終盤戦。

ようやく現実として見えてきたJ2昇格。

「J2」 の文字が入ったチラシを手に取った瞬間に、 様々な感慨が湧き上がりました。

 

今回のPVイベントも司会はおなじみの上田恵子さん。

以前勝利した時のPVイベントと同じバンダナを験担ぎに巻いての登場です。

試合開始が近づくにつれ人の数はどんどん増え、 会場周辺には立見が出るほど。

最終的には500人以上の大観衆が小倉駅JAM広場に集いました。

皆の願いはもちろん勝利。 そして昇格。

 

高まる期待と熱気の中、 運命の大一番が始まりました。

試合は前半から北九州が幾度もチャンスを作り攻め込む展開に。

惜しいシュートが生まれる度に会場を歓声が包みます。

 

そして36分。

カウンターから繋いだボールを受けたのは髙橋大悟。

少し距離のある所から放ったシュートは、 見事な軌道を描きゴールネットの隅へ。

 

まさにゴラッソ。

幾度も素晴らしいゴールを決めてきた大悟が、 この大一番でも魅せてくれました。

小倉駅JAM広場のPV会場はこの日一番の盛り上がり。

私自身も周囲の人と抱き合い、 拳を振り上げて雄叫びを上げました。

そして幾度も繰り返される髙橋大悟のチャント。

翻るタオルマフラー。

 

小倉駅がそっくりそのままミクスタになったような、 そんな光景でした。

 

その後は北九州も群馬も双方が死力を尽くして攻め合う展開に。

群馬も必死に攻撃を仕掛けますが、 北九州は守備陣が連携して相手を阻みます。

今季リーグ最少失点を誇る守備陣に頼もしさを感じつつも、 追加点は奪えず。

胃が痛くなるような厳しい攻防が最後まで続きました。

 

そうしてスコアは0-1のリードのままアディショナルタイムへ。

勝利を後押しする 「この世にただ一つ」 のチャントがJAM広場に響きます。

 

とても長く感じた数分の後、 ようやく試合終了。 ギラヴァンツ北九州の勝利。

J2昇格への王手が掛かった瞬間でした。

小倉駅JAM広場を包む歓喜の声。

通りがかりの人も思わず足を止めて眺めるほどの賑わい。

ギラヴァンツの勝利がもたらしたこの街の幸せな光景が、 そこにはありました。

 

最後は 「J2へ行こう」 の大合唱で締めくくり、 小倉駅PVは終了しました。

 

PVが終わった後、 NHKの記者さんからインタビューを受けた私。

その様子が翌18日の 「ニュースブリッジ北九州」 で放送されました。

この時にカメラの前で話した言葉ですが、

「行くしかないでしょう! 行きましょう! J2へ!」

 

 

次のリーグ戦は11月24日。

ホームミクスタで、 カマタマーレ讃岐との対戦です。

 

この試合に勝てばJ2昇格が決定。

他試合の結果によってはJ3リーグ優勝決定の可能性もある一戦。

 

「もろびとこぞりてミクスタへ」 の言葉通り、 私も多くの人と共にミクスタでその瞬間を見届けたいと思います。

 

念願のJ2まで、 あとひとつ。

 

それでは、 また。