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【ギラサポ活動記】 この街の中心で北九州を叫ぶ(小倉駅PV)


こんにちは、 柴住です。

 

「ギラサポ活動記」 第8回目となる今回は、 6月9日に小倉駅JAM広場で開催されたJ3リーグ第11節、 YSCC横浜戦のパブリックビューイング(PV)について振り返ってみたいと思います。

 

今シーズンは初めてとなる小倉駅でのPV。

キックオフは13時からでしたが、 1時間前からイベントが開始されるので間に合うように小倉駅に向かいました。

12時からは素敵な楽器演奏や見事なジャグリングパフォーマンスが披露され賑わいを見せる中、 用意された椅子席は次第に埋まっていき、 駅を通り過ぎる人も時折足を止めて様子を眺めていました。

PVの司会は 「ギラチャンネル」 のMCでもおなじみ 「シノケン」 こと篠原けんじさん。

いつもの軽快なトークで場の雰囲気を盛り上げていきます。

試合前の解説も終わりキックオフを迎える前には、 ほぼ満員となったPV会場。

椅子席の周辺をぐるりと立ち見のお客さんが取り巻く中で、 試合がスタートしました。

 

試合は序盤からギラヴァンツ北九州が積極的に攻撃を展開し、 次々にチャンスが生まれます。

惜しくも枠を逸れたりクロスバーに跳ね返されたりしてなかなか得点には結び付きませんが、 チャンスの度に会場からは大きな歓声が沸き上がります。

 

そして、 DAZN中継から聞こえてくる北九州サポーターのチャントに合わせ、 自然に起こり始める手拍子やコール。

 

まるで現地のゴール裏と小倉駅とが繋がったかのように、 PV会場は次第に熱を帯びていきます。

その熱気が人を引き寄せるのか、 足を止めて試合を眺める通行者も次第に増えていきました。

前半はスコアレスドローに終わりましたが、 躍動する選手達の姿は 「今日は必ずやってくれる」 と感じさせてくれました。

 

後半はディサロと交代で池元友樹がピッチへ。

今期のJ3公式戦ではまだ得点が無い池元ですが、 今日こそはと観客の期待も膨らみます。

 

そして54分。

パスを受けて持ち上がった池元がゴール前左サイドから放ったシュートが、遂にゴールネットに突き刺さります。

ドリブル・相手DFへの崩し・シュートまで 「これぞ池元!」 と唸りたくなる爽快な今期初ゴール。

 

その瞬間のPV会場。

 

集まった人々が思わず立ち上がり、

拳を突き上げて叫び、

声を合わせてチャントを歌い、

見知らぬ人でも構わずハイタッチを交わし、

全力でタオルマフラーを振り回します。

 

まるで小倉駅の中にミクスタが引っ越してきたかのような熱狂の渦。

普段ミクスタに行かない小倉駅の通行者にも一目で伝わる、 サッカー観戦の興奮。

 

スタジアムの雰囲気を街の中心で再現できること。

それが小倉駅で行うPVの最大の魅力の一つだと改めて感じた瞬間でした。

試合終了間際には 「この世にただひとつ」 の手拍子が小倉駅に響き渡ります。

そしてこのまま終了かと思ったアディショナルタイム。

 

勢いよくボールを持ち上がった町野修斗が相手DFをかわし、 少し距離のある所から豪快に右足を振り抜きます。

相手GKも止めることのできないシュートが、 駄目押しとなる追加点をもたらしました。

 

池元と同じく、 今期J3公式戦初となる得点を決めた町野の喜びに溢れた顔。

その姿に、 PV会場は再度歓喜の渦に包まれました。

そして鳴り響く、 試合終了のホイッスル。

 

最高の得点と勝利に沸き返る小倉駅JAM広場。

試合終了後には玉井社長の挨拶が 「次のステージへ!」 の言葉で締められ、 集まった観衆からは 「玉井! 玉井!」 と社長へのコールが送られる程の盛り上がり。

 

前節の悔しい敗戦を払拭する素晴らしい雰囲気の中、 小倉駅JAM広場でのPVは幕を閉じました。

PV終了後はJAM広場を後にして小倉駅1階へ。

前回のブログでも紹介した 『小倉宿 駅から三十歩横丁』 ではPVに合わせて 『ギラ横丁』 企画が特別に実施されるということで、 前回は叶わなかった祝杯をようやく挙げることができました。

 

やはり勝利の後に仲間と挙げる祝杯は最高ですね。

いくら時間があっても足りないほど、 話の種は尽きません。

街なかでこの時間を過ごせるのも、 ギラヴァンツが北九州にあるからこそです。

次節は6月16日、 ミクスタに福島ユナイテッドFCを迎えてホームゲームが開催されます。

PVでの盛り上がりをぜひミクスタの盛り上がりに繋げ、 次も多くの観客で興奮と歓喜を味わいたいものです。

 

この街には、 ギラヴァンツがある。

心の底から誇りを込めて 「北九州」 を叫べる場所がある。

 

みんなで行きましょう。

もろびとこぞりてミクスタへ。

 

 

それでは、 また。